-アクションプラン#22-  多摩美術大学の教育改革芸術文化のソフトパワー → アジアからの発信

アジアからの発信 ■現代の東南アジア美術展  ■海外語学留学の企画

■アジアからの現代美術:もの派
日本の美術は、近代化を通して、西洋美術と東洋美術を俯瞰し、多様な芸術文化を養ってきました。その経験を踏まえて、日本の美意識を国際社会に発信する。 アジアをはじめ世界の美術大学との交流を広げ、世界水準の質の高い美術創作の成果を、世界に広く発信します。芸術交流を通じ、諸外国との友好関係を発展させる。

■アジアを知る
芸術文化は、その国や民族のアイデンティティーと誇りである。アジア諸国との間の芸術交流の重要性を認識し、アジア地域におけるパートナーシップの強化を図る。アジア、アメリカ、イスラム圏をはじめ、欧州、太平洋地域を含めた世界の広い地域の現代的な課題に対応し、かつ、その背景にある多様な社会・文化を対象とする地域研究を進める。
日タイの文化比較 タイ王国との交流史 中国の現代美術 韓国の歴史

■アジアの美術教育
多摩美術大学がこれまでに蓄積してきた教育に関する様々な知見・経験を活かして、アジア各国の美術大学と友好関係を保ち、ともに発展していく。多摩美術大学に蓄積された人材、技術、経験を活用し、アジア諸国との連携を図りながら、国際交流を促進する。留学生の交流を通じたアジア諸国の人材養成への支援は、国際社会における多摩美術大学の知的存在感を増大させる。

■情報発信と連携協力
海外に情報を発信する意識を向上し、多摩美術大学のプレゼンスを高める。
インターネット社会における、アピール度の高い情報発信を実施するために、日英両語で常に最新の信頼できる情報を発信できる環境を整備する。情報発信の効果を最大限に上げるために、海外国内メディアを活用し、プレスとの連携体制を確立する。

■国際活動の支援
世界各国で行われる国際映画祭や芸術祭などの機会を活用して、本学の創作活動や、魅力ある文化を積極的に海外に発信していく。国内の関係機関等に情報を提供するなど、本学の国際文化交流を効果的かつ効率的に推進する。