バボットの注意事項  構成部品の名称
bottom.gif (18656 バイト) 1)膜体について

1)膜体が照明器具など表面温度70度以上の器具に接触するとナイロン布が溶けて破損します。
2)膜体を洗濯すると、布のコーティングが剥がれて、膜体の気密性が損なわれます。清掃は軽く水拭きする程度にして下さい。
3)膜体の縫い目などから、若干の空気が洩れる状態が正常ですので、縫い目などを粘着テープで目張りしないでください。
4)膜体が10cm程度やぶれても、バボットは正常に作動します。
膜体が破れた場合は、針と糸で縫いあわせるか、膜体の内側より粘着布テープを貼ってください。
表面に粘着布テープを貼っても内圧により剥離しますので、効果がありません。

2)空気穴について

基板下の空気の取入れ穴に、障害物があると膨らみません。ゴミなどが詰まらないようにして下さい。
電源を入れた時に、膜布が空気穴に吸いついて、空気流路をふさぐ事があります。
始めの間は、膜体を持ち上げるて空気の流れを確保してください。
水、土、砂利、ゴミ、などの多い場所への設置する場合は、ベニヤ板やパンチカーペットを敷いて下さい。

3)手動スイッチについて (仕様説明)

膜体が完全に脹らんだ後にスタートボタンを押して下さい。
完全に膨らむ前にスタートスイッチを押すと、膜体がモーター軸にからまるおそれがあります。

4)タイマについて(仕様説明)

膜体が完全に脹らんだ後にスタートボタンを押して下さい。
完全に膨らむ前にスタートスイッチを押すと、膜体がモーター軸にからまるおそれがあります。
●動作時間を、赤色指針の外側ダイヤルで設定します。標準設定20秒
●休止時間を、黄色指針の内側ダイヤルで設定します。標準設定20秒
センサを接続して使用することができます。

5)センサについて

●超音波センサ(仕様説明)
前方1m以降、2m以内の物体を感知しバボットを動かします。
風の流れを感知して誤動作する場合があります。
近くで、複数器を使用する場合には、別途、同期配線が必要です。
●無線センサ(仕様説明)
前方5mの人体を感知しバボットを動かします。

6)電源について

通常バボットは、50Hz用に調整されています。60Hzで使用すると、内部空気圧力が異常に高くなりますので、空気穴を半分ふさいで圧力を下げてください。発電機を使用する場合は、周波数を調整してください。

7)屋外での使用について

バボットの内部空気圧力は、屋内用(10mmAq程度)に設定してあります。
屋外で使用する場合は、屋外の風圧に耐えるように、内部空気圧力を適宜(20mmAq以上)に高めます。

バボットの膜体部分は軽量の布でできていますので、風で揺れても、安全です。
バボットの部品は全て基板に固定されていますので、屋外で使用する時は、基板部分を付属金具で確り固定してください。
膜体の部分を固定すると、膜体が破損します。バボットの固定は基板部分だけでおこなってください。
風速10m以上の屋外では使用を中止してください。
●風速2m/sec(顔に風を感じ、木の葉が動く程度):バボットは若干揺れますが、正常に作動します。
●風速5m/sec(砂埃がたち、小枝が動き、紙片が舞い上がる程度):バボットは風で傾きますが、安全です。
●風速15m/sec(大枝が動き、傘はさしにくい程度):バボットが破損する恐れがありますので、バボットの使用を中止してください。
(強風監視装置の仕様説明)